コロナウイルス禍でご主人が(無駄に)家にいるけど家事を全くしなくて困っている、というかイライラしてる、というかコイツなんなんだよ!と思っている奥様、多いですよね。(コロナでなくても役立たずの夫に困っているという奥様も多いでしょう)
そんな(家事において)役に立たない夫に家事をさせる方法をご紹介します。
結論から言うと
「夫に家事のトレーニングする」
これしかありません。
「夫も家に住んでいるのに何でトレーニングしなきゃいけないんだよ!!見て覚えろよ!」
と思いますよね。僕も思います。
しかし彼等にはトレーニングが必要なのです。
その理由とトレーニング方法も解説します。
家にいるからには何かしらやってもらいましょう。というかやらせましょう。
夫が家事をしない理由
彼らが家事をしない理由は簡単にいうと 「しない」のではなく「できないから」 です。
なぜできないのか3つにまとめました。
①子供のころ教わっていない
親から教わっていないからできないという単純明快かつ女性からしたら意味不明な理由です。
親から教わっていない=やらなくてよいとさえ男子は思っています。
母親から教わっていないというよりは父親が教えないのでこの悪しき習慣は続いてしまっています。団塊世代のワークライフスタイルに家事が無かったので致し方ないと言えばそれで終わりですが
「それなら自分から教わりに来いよ」
とイライラしますよね。
②おままごとをしない
女性は幼児から母親のマネをしておままごとをします。
僕の娘はもうすぐ2歳ですがいっちょ前におままごとします。妻の横に張り付いて料理のまねごとをしたりお化粧をしたり洗濯物をたたむのを観察したりしています。
男子はおままごとをほとんどしないので 「遊び感覚」で家事を会得出来ていません 。
遊ぶように仕事している人と同じように「遊び感覚」で得たスキルって強いですよね。これがあるのとないのとでは会得スピードに差が出ます。
③自分事と思っていない
①と少し重複しますが彼らは自分事と思っていません。
家事=女性のフィールド
と思っています。
少し気をまわして手伝っても
「違う!シャツはその引き出しではない!」とか怒られて一瞬にしてマイタスクから外します。
男が家事をしない理由なんてこんなものです。
「女性社会と違って男子って単純だな・・・」と思ったことありませんか?
こんなとこまでも男子は単純なのです。
家事フィールドにおいて男子は掃除のおばちゃん
「それじゃ私たちは心のやり場をどこに持って行ったらいいんだ!!!」とお嘆きになるかと思います。
その気持ちは分かります。
しかし上述の通り現代の男子は「しない」のではなく「家事ができない」子たちなのです。
身近な例を出せばご納得していただけると思います。
彼らの立場は会社にいる掃除のおばちゃんに役割が似ているのです。
僕はこれを 掃除のおばちゃん理論 と呼んでいます。
例えばお仕事のシーンで、
ミーティングで会議室に行かなくてはいけないという時に
とはならない
また同じように
ともならない
同じビルで働いているのに何で掃除のおばちゃんはコピーもとってくれないし、メールもしてくれないのでしょうか?
それは掃除のおばちゃんの仕事は「掃除」で、当たり前ですがこっち側の仕事をするようにトレーニングされていないからです。
家事フィールドにおいてもシチュエーションは同じです。
男子にとって
「洗濯物しておいてもらえる?」=掃除のおばちゃんで言うところの「部長にメール出しておいてもらえる」なのです。
当然掃除のおばちゃんは
「無理だよ、教わっていないし、そもそも私の仕事ではないからね」
となります。
これが家にいる夫にも同じく適用されているのです。
掃除のおばちゃんにもこちら側の仕事してもらう
賢明な皆さんはお分かりかと思います、解決方法はもう
掃除のおばちゃんにトレーニング
するしかないです。
トレーニングする際の注意点
しかしここでミスると後後厄介です。
くれぐれも上から目線でトレーニングしてはいけません。
家事においては皆さんが先輩、新人教育をしなくてはいけません。大いなる力には大いなる責任が伴うのです。
しかも相手は長い期間、家でのさばってきた「張りぼて城主」である旦那です、仮にも城主ですので気持ちよく家事に参加してもらわなかければいけません。
楽しんで仕事してる人強いですよね?あれです。
我慢して頼んでみる
どうすればよいかというと相手がYESと言うように頼みましょう。
(くれぐれもイライラせずに)「殿、あなたの力が必要です」状態を作りだせばこちらの勝ちです。
例文「コロナで家事の負担が増えちゃったから辛いんだ、、、最近肩もよく凝るし、白髪も増えちゃった。ねぇあなた、少しで良いから家事を手伝ってくれない?」
と頼んでみてください。
たいてい

うん!わかった
となるかと思いますが仮に

いや無理さ、僕は忙しいのさ
なんて言ったら
「実家に帰らせていただきます」
と言って帰郷すれば良いでしょう。
オリエンテーションを組んでトレーニングをする
まだ
「なんで奴は家にいるのにトレーニングしなきゃいけないんだよ!」と煮え切らない方がいらっしゃるかもしれませんが
相手は掃除のおばちゃんなのです。もしかしたら掃除のおばちゃんより仕事ができない掃除のおばちゃんです。我慢しましょう。
かの山本五十六、連合艦隊司令長官は仰っています
「言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ。 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。 やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」
と。
これを聞くと、「なおさらお前から教わりに来いよ!」と怒りが湧き上がってくるかもしれませんが我慢してください。相手は掃除のおばちゃんです。
トレーニングする順番
僕が考える手順はこうです
①何ならできるか聞く(2つくらいから始めましょう)
②1に必要なものがある場所、しまう場所を教える
③やり方をやさしく教える
④させてみる
⑤褒める
これでOKです。
そして会得した後が一番重要です
自発的にやってくれるのを期待しない
これです。
指示を与える
相手は何をやっていいかわからない新人です、というか頭の凝り固まった掃除のおばちゃんです。
仕事を振らなければいけません。しばらくは支持を与えるのが先輩である皆さんの役割です。
「〇時〇分に洗濯物取り込んでおいてもらえない?」
「〇時〇分に掃除機掛けといてもらえる?」
「〇時〇分に白いご飯だけで良いから炊いておいてもらえる?」
など時間指定をしましょう。
そしてくれぐれも頼みごとをするときは疑問形でお願いしましょう
➤これはご主人だけでなく人にお願いごとをする際の基本姿勢です。
まとめ
「家にいるからやってくれるだろう」では通用しない相手だということがお分かりいただけたと思います。
クオリティは低いかもしれませんが相手は新入社員、いやもっと頭の固い掃除のおばちゃんです。Youtubeで日ごとの成果を配信して、いっそのことトレーニングを楽しむのも良いかもしれません。
これでご主人が家事をやる確率は上がったはずです、女性だけの負担で終わらせず、分けられる負担は分けて平和に暮らしましょう。